ものすごい熟睡感と筋肉痛で目覚め、外は見事な快晴、まどろみながら長い夢でも見てたのかなと思う。いや、夢じゃない。
長い夢、2019年UTMFの思い出
とりあえず終わったんだなぁという開放感とといっても完全燃焼ではなかったなぁと言う達成感の欠如。
続けたかったけどあのままレースが続行していてもおそらく完走は難しかった、というまだ落とし所が見つからない不安定な記憶。
2019年4月26日、僕はUTMF、ウルトラトレイルマウントフジという富士山の周りの山を165km走る大会に参加した。
スタート前からの雨の影響で山の中はドロドロ。つるつる滑るのはよくあることだがドロドロの土が大量に靴について靴が重い。また特に下りの土の階段などは足型の穴ができてそこにはまると足を抜き出すのが一苦労。靴が脱げそうなくらい。そんな感じで抑えたつもりの前半でかなり体力を消耗。すでにお腹いっぱい、足が売り切れの状態。
一転して翌日の朝は雨も止み太陽も少し出て幻想的なとても気持ち良い朝で気分はノリノリ、絶好調。見事な雲海、春を告げる生まれたての新緑、山に映える薄紫色の深山躑躅、展望台からの河口湖、里山の枝垂れ桜や梅、どれも気分を盛り上げる。写真撮りまくる。この心の余裕がレースにも良い影響与えると勝手に解釈。
この時がレースの一番気持ち良い時間帯だった。
続く
早朝、パノラマ台からの見事な雲海。
時折現れる深山躑躅。ランナーに安らぎを与える
ランナーと深山躑躅
展望台より本栖湖
悪路のせいで至る所で渋滞
スタート時
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